ETC普及を妨げているもの---併用レーンの存在

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昨年11月末より全てのICで料金を収集するようになった横浜新道(神奈川県)。それと同時に、全ての料金所でETCが利用できるようになった。面白いことに、新たに料金所を設置した川上IC、今井IC、狩場ICでは専用レーンが用意されているのに、従来からある戸塚料金所では少なくとも土曜日の昼間は一般との併用型レーンしか用意されていない。

快調に横浜からドライブしてきて、さあ戸塚料金所をETCで快適に通過、と思うと、ブースで係員に通行料金を支払う一般車両にそれを阻まれることになるわけだ。それならばETCは不要と思われても仕方ないところだろう。

横浜新道・戸塚料金所など複数のブースが設置されている料金所には必ずETC専用レーンを設置し、ETCユーザーが快適に料金所を通過できる環境を作らないと普及はしない。普及には口コミも大事な要素であるということを、道路公団は認識すべきだろう。

《編集部》

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