警視庁は14日、東京や埼玉、神奈川などの首都圏エリアで高級車ばかり、600台あまりを盗んでいたとして、元自動車解体業の男を窃盗容疑で逮捕したことを明らかにした(既報)。
警察の調べによると、この男は盗品保管容疑で逮捕・起訴されている34歳の金融業の男とともに、首都圏エリアの駐車場などからトヨタ『セルシオ』や日産『シーマ』、メルセデスベンツなどの高級車ばかりを盗んでいた疑い。金融業の男が暴力団関係者からの注文を受け、この元解体業の男にオーダー。男は注文に見合ったクルマを探し出し、カギを壊すなどして盗み出していた。
盗んだクルマは金融業の男が仲介する形で全て転売されており、男の手元に残っているクルマは1台も無かったという。