経営再建中のいすゞ自動車は7日、男子バスケットボール部と野球部を休部する方針を固めた。同社の野球部、バスケットボール部は両方とも名門で、数多くの有名選手も輩出しているが、本業の業績低迷で休部となる。
バスケットボール部は今年3月のバスケットスーパーリーグ終了後に休止、野球部は10月の日本選手権終了後に休部となる。同社の男子バスケットボール部は、旧日本リーグの時代から6度の優勝経験を持つ強豪チームだった。野球部も都市対抗で、常に上位に顔を出す常連組で、これまでに13回出場している。
いすゞは経営悪化しており、11月に追加の人員削減策を発表したばかり。両部の休部は、メーンバンクのみずほファイナンシャルなど、金融機関が求めてきたとしている。