キャデラックでは、『バイゾン』コンセプトカーをベースにしたラグジュアリー・クロスオーバーモデル、『SRX』を2003年の中ごろまでに市販化する、と発表した。SRXはクロスオーバーの名前の通り、パッセンジャーカーとピックアップの機能を兼ね備えたクルマ。シートアレンジがかなり自由で、カーゴスペースへのシフトも容易にできる。
高級乗用車というイメージが強かったキャデラックだが、『エスカレード』やSRXの投入により、2010年には全体の40%をライトトラックが占めることになるだろう、とキャデラックの生産責任者はコメントしている。
またキャデラックではデトロイトで発表された『シエン』スーパーカーコンセプトの市販ができるかどうかの検討にも入っており、今後のキャデラックブランドの充実には期待ができそうだ。
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