ブッシュ政権では、自動車メーカーに課せられる燃費総量規制(CAFE)を、メーカー同士がトレードできるというシステムを検討中だという。ちょうど地球温暖化防止条約で大気汚染、二酸化炭素排出総量がトレードできる、というのと同じようなシステム。
これが導入されれば、たとえばGM、フォードといったビッグメーカーが他のメーカーからクレジットを買い、その分排気量の大きな車の生産に充てることができるようになる。CAFEの規制ひきしめも見送られ、環境問題を重視したクリントン政権とは違う路線を歩み始めているようだ。