24回目の“パリダカ”、「2002パリ〜ダカールラリー」はフランス、スペイン、モロッコ、モーリタニア、セネガルを舞台に12月28日から2002年1月13日にかけて開催される。総延長は9436km、その内SS(競技区間)は4025km。
ラリーの原点復帰を意図する主催者は、航空機移動によるメカニック・サポートを1回の休息日のみとしたり、GPSを禁じて方位計を使って走るナビゲーションステージ区間を設けるなどしている。
なにより「スーパーマラソン」ステージを2カ所に新設したのがニュース。これは途中に約300kmのリエゾン(SSを結ぶ移動区間)と6時間の休憩をはさみながら、丸2日間連続で約1500kmの行程を移動するステージとなる。
従来以上に車両耐久・信頼性や、参加者の体力とクルマを壊さずに速く走る能力、ドライバーとナビのチームワークといった、チームの総合力がラリーを制する重要なポイントとなる。