三菱自動車工業は8日、『ギャラン』、『レグナム』の制動装置に不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。96年8月〜98年8月に生産された1万2376台が対象。
車両の動きを電子制御するアクティブ・スタビリティ・コントロールシステム(ASC)ユニットに組み込まれているガス封入式アキュムレーターに内部ダイヤ不ラムの耐久性が不足しているものがあり、最悪の場合、ガスがブレーキ液に交じってしまい、制動力が低下するおそれがある。対策として全車両、アキュムレーターを対策部品に交換する。これまでに24件の不具合が見つかっている。