2002年の参戦へ着々と準備を進めるトヨタが今週鈴鹿サーキットで始めてのテストを実施した。
ミカ・サロのタイムは今年の日本GPでミハエル・シューマッハが記録したポールタイムよりは5秒ほど遅かったものの、レースでファン・モントーヤがマークした最速ラップからは1.5秒遅れとあって、ローチコントロール・システム、セットアップなどの方向性が確認できた模様。サーキットデータやエンジンマッピングなどの貴重な情報を収集し、3日間の鈴鹿テストを無事成功させたトヨタ。
テスト後サロは「僕にとってもすごくいいテストだった。テクニカルな情報だけでなく、サーキットについて多くを学ぶことができたからね。トヨタF1がこれだけ多くの注目を集めていることがよく分かったし、日本に戻って来れてすごくエキサイティングだった」とコメントしている。