東京モーターショーの2輪部門では、独BMW、米ハーレー、伊ドゥカティらの海外メーカーが好調ぶりをPRした。ハーレーは750cc超部門で国内シェアトップを快走、BMWやドゥカティも販売記録を更新し続けている。
免許制度改正で増えた大型ライダーが、長年のあこがれだったハーレーやドゥカティを購入するケースが多い。長らく750cc規制のもとでビジネスを続けてきた国産メーカーも続々と大型車を投入しているが、強力なブランドイメージを持つ海外勢の前では、やや影が薄いようだ。
日本メーカー社員からは「コスト競争力では中国やアジア勢に勝てないし、ブランドイメージでは欧米に及ばないとなると、我々はどうすればよいのか」と、将来を悲観する声も…。