日本自動車販売協会連合会(自販連)が発表した7月の新車登録台数は、前年同月比5.8%増の39万0653台となり、2カ月ぶりに前年を上回って順調に推移した。
ホンダ『フィット』やトヨタ『イプサム』、『ブレビス』、三菱『エアトレック』、日産『スカイライン』など新型車の販売が好調だったのが主因。乗用車合計では、同11.8%増の29万6713台となった。普通乗用車が10カ月ぶりに前年を上回ったのに加え、小型乗用車も二ケタの伸びとなった。
トラックは同9.8%減の9万2489台となり、こちらは3カ月連続のマイナス。普通貨物は前年プラスだったが、台数の多い小型貨物が不振だった。
また、メーカー別では、フィットや『ステップワゴン』の好調なホンダが同47.0%増の5万6396台となり、7月としては同社の過去最高の記録を更新した。
逆に不振だったのは三菱、マツダ、いすゞの3社で、中でも三菱は同21.5%減だった。