18日昼、福岡県庄内町内の国道201号線で、交差点で信号待ちをしていたクルマに対し、後方から走ってきた西鉄観光所属の貸切バスが追突するという事故が起きた。追突されたクルマはさらに前のクルマに衝突、3台が関係する玉突き事故となった。
警察の調べによると、現場の道路は緩い下り坂となっているが見通しは悪くない。事故当時、後方からスピードを落としながら西鉄観光のバスが進入してきたが、現場の信号が赤から青に変わったのを確認してアクセルを踏んだところ、発進が遅れた前方のクルマに突っ込んだという。警察では運転手の前方不注意が事故の原因として事情を聞いている。
西鉄グループに所属するバスが起こした事故は、これが今年66件目。13日から通算すると5日連続で何らかの事故を起こしていることになる。
先週、九州運輸局から口頭での注意勧告を受け、グループ全体で改善に取り組んでいる。