1コーナーで接触しマクラーレンのデイビッド・クルサードとジョーダン・ホンダのヤルノ・トゥルーリ。クルサードは「彼(トゥルーリ)は僕よりもいいスタートを切っていたし、彼はインサイドで僕に並んでいた」
「でも僕はマゴッツに向けていいラインを保っていたし、出口でリードを保てると思ったんだ。ヤルノはポジションを上げようと必死に戦っていたと思う。でも僕はチャンピオンシップを争っているわけだから、そこを理解してああいうことはしないでほしかった」とコメント。
一方のトゥルーリは「状況から見ても、あれはレーシングアクシデントだったと思う。デイビッドがチャンピオンシップを戦っていることは分かっているけど、彼はドアを無理にしめようとした。だからレースが終わってしまったんだ」
クルサードにとってはチャンピオンシップ獲得に望みをつなぐ重要なレース、4番手スタートのトゥルーリにとってはチーム地元で表彰台が狙えるレースだっただけに、あまりにも早いリタイアは双方にとって非常に痛い結果となった。