アイシン精機は10日、トヨタが南アフリカでの『カローラ』生産を増やすことに伴い、同国に進出してドアのアッセンブリーを提供するという方針を明らかにした。
トヨタでは2002年にアフリカ向けカローラのモデルチェンジ実施を計画しているが、現在は日本から輸出しているオーストラリア・ニュージーランド向けモデルの生産も南アフリカに移管するという。
南アフリカでは日本などで製造した部品を輸入し、現地で組み立てるというノックダウン方式を採用している。これまでドアについては現地企業に生産を委託していたが、質の高い部品が要求されるオーストラリア向けについては現地企業製品では品質維持が難しいと判断。アイシンに進出を打診していた。
アイシンは現地のドアメーカーに技術供与という形で進出を行うとしている。