日産自動車は、今年度から全世界の学生を対象に、インターシップを本格的に導入すると発表した。これまで、試験的に国内に限ってインターシップを行ってきたが、今後は世界中で本格的に実施する。
インターシップ制度は学生に実社会を体験する機会を提供することで、学生側の知識及び技術の習得と将来の就職、進路決定の助けになるように支援するのが目的。本格的に実施するのに伴って、従来から実施していた学生対象の実習受け入れはインターシップ制度に統合する。
日本国内の学生は8月下旬から約4週間、技術系を対象に約30人を受け入れる。募集はインターネット受付による公募方式で、面接と筆記試験で選考する。7月末に応募を締め切る。
海外の学生は、約半年間受け入れる。今年度は10人の受け入れを計画、うち5人はすでに実習を開始している。