ダイムラー・クライスラー日本は26日、日本市場においてメルセデスベンツ『Cクラス』に3ドアハッチバック・2+2シーターの『Cクラス・スポーツクーペ』を追加、『Cクラス・ステーションワゴン』とともに本日から販売を開始した。
スポーツクーペは、ヨーロッパでは昨年秋のパリサロンで発表されている。プラットフォーム、ホイールベース、足まわりはCクラス・セダンと共通設計。日本導入されるスポーツクーペは、エンジンは2.0リットル直4DOHCスーパーチャージャー付き1機種、トランスミッションはティップシフト付き5ATとなる。
スポーツクーペのラインナップとしては、“標準型”の「C200コンプレッサー・スポーツクーペ」に加えて、「C200コンプレッサー・スポーツクーペ・スポーツライン」が設定される。スポーツラインではサスペンションが専用にチューンされ、前後アンダースポイラー、専用ホイールが用意される。
価格は、C200コンプレッサー・スポーツクーペが410万円。同じエンジンを搭載するCクラスセダンより40万円安く、ダイムラー・クライスラー日本の高野岳久副社長は「戦略的な価格設定だ」と語っている。
目標販売台数は2001年末(暦年)までに2200台。取扱いはヤナセネットワークとシュテルンネットワーク、店頭発表展示会は7月7日、8日を中心に開催される。