【『エスティマ・ハイブリッド』登場!】こいつは、けっこうすごいクルマだ

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トヨタ自動車は15日、『エスティマ・ハイブリッド』を発表・発売した。前輪を新開発のハイブリッドシステム「THS-C」で、後輪を電気モーターで駆動する、量産車世界初の電気式4輪駆動システム「E-Four」を採用した。

THS-Cはトヨタ・ハイブリッド・システム-CVTの頭文字。高効率ガソリンエンジン(2.4リットル)、電気モーター、スーパーCVTから構成される。エンジン、フロントモーター、リヤモーターの駆動力を適当に組み合わせることにより、低燃費・低公害を実現している。

そのほか電気式4輪駆動システムによる走行性能の向上、ハイブリッドシステムを応用した発電能力による、新しいクルマの使い方が特徴。

モデルラインナップは、駆動システムについては共通。トリムは、標準型エスティマ・ハイブリッドと同“Gセレクション”の2レベル、それぞれに8人乗りと7人乗りが設定されて、都合4仕様。価格はエスティマ・ハイブリッド8人乗りの335万円から、エスティマ・ハイブリッド“Gセレクション”7人乗りの363万円まで。

取扱いはトヨタ店(大阪地区は大阪トヨペット)およびトヨタカローラ店、月販目標は1000台。店頭発表会は7月7日、8日。

海外輸出計画は未定。『プリウス』が輸出を始めるまでにかかったぐらいの時間がかかるだろう、というのが情報筋の見方。

《高木啓》

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