日産自動車は21日、インドネシアの関連会社の出資比率を引き上げ現地での生産・販売体制を強化すると発表した。ASEAN市場の回復に対応し事業強化につなげる。
出資比率を拡大するのは現在、日産が35%を出資しているイスマック日産製造。『テラノ』を年間1000台(2000年実績)生産し、インドネシア国内向けなどに供給している。
今回、現地資本との合意で出資比率を75%に引き上げることになったもので、これにともない社名も「インドネシア日産自動車製造(NMI)」に変更する。また現地企業が持っている営業権もゆずり受け製販一貫体制を整える。