昨日パリで開催されたFIAワールドモータースポーツ評議会で、FIAはF1のコマーシャル権利を100年間にわたりSLECと契約したと、発表した。
SLEC(スラヴィカ・エクレストン・カンパニー)はF1を牛耳るボス、バーニー・エクレストンが、妻の名をつけて設立した会社で、先頃、所有株の多くをドイツの放送局キルヒに売却したばかりだった。今回の合意はヨーロピアンコミッションからF1におけるコマーシャルとプロモーション活動は分離すべきとの警告に従ったもので、2007年12月31日に終了する現行のコンコルド協定には影響しないとのこと。
SLECとキルヒは今後もF1放送は無料の地上波で続けると発表しているものの、F1における影響力はますます強まりそうだ。