ホンダは17日、4輪ドライビングシミュレーターを開発し6月18日から教習所などを対象に販売すると発表した。同社は2輪シミュレーターをすでに商品化しており、2輪の実績を受けて4輪用も開発したという。振動付きシートを採用して運転中の加速・減速感、コーナーリングの際の感覚を体験できるようにしたほかシネマスコープ式の投影装置により自然な視界を確保した。
ホンダはこのシミュレーターを自動車教習所のほか運転教育に熱心な企業などに向けて販売するという。価格は本体が980万円。このほか「危険予測体験編」「地域特性体験編」などのオプションソフトもある。リースも行う計画で、5年契約でリース料は21万円程度を予定している。