トヨタ・モーター・タイランド(TMT)は11日、タイ国の販売シェアで2カ月ぶりに首位へ返り咲いたことを明らかにした。
タイでは不景気の影響から新車販売が伸び悩んでいるが、乗用車を中心としたラインナップのトヨタは特に苦戦を強いられており、今年の1月にはピックアップ人気で販売攻勢を強めるいすゞに販売台数を追い抜かれて2位に転落。2月もそれを抜き去ることができなかった。
トヨタでは自動車ローンの金利を下げていすゞに対抗。主力となる『ハイラックス』などで巻き返しを図った結果、3月は6874台を販売。シェアも27.7%となって、いすゞから2カ月ぶりにトップの座を奪還した。