18日のマレーシアGPで4位を獲得したジョーダン・ホンダのハインツ・ハラルド・フレンツェンがレースを振り返る。「これまで経験したレースの中で、最もエキサイティングなレースだった。ラルフ、ヨス、ミカともバトルできたし。水溜りでクルマが左右に振られて大変だったけど、とにかく限界まで攻めた」
まずスタート出来たこと自体、ラッキーだったという。「スタート時点で電気系トラブルが出て、エンジンのミスファイアが起こった。再スタートになったおかげで、システムをリセットすることが出来、そのトラブルを直したんだ」
中盤、ポジションを落としていった理由も説明する。「もともとワン・ストップ作戦だったから燃料タンクを満タンにしてクルマが重かったのと、クラッチの調子が悪かったのでポジションをキープ出来なかった。クラッチのトラブルは最後まで直らず、シフトダウンのたびにタイヤがロックした」
「ガソリンをセーブしながら最後まで走りきる作戦が成功して、貴重なポイントを稼ぐことができた」とフレンツェンはコメントを終えた。