燃料電池車向け!! メタノールでもガソリンでも無い燃料

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燃料電池車向け!! メタノールでもガソリンでも無い燃料
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名古屋圏を中心に都市ガスを供給している東邦ガスは21日、燃料電池自動車の燃料となる水素を都市ガスから改質して供給する水素ステーションの実証実験を今月中に開始すると発表した。

次世代環境エンジンの本命とされる燃料電池自動車は、ガソリン改質、メタノール改質、水素が燃料となる。水素を直接燃料として使用すれば、供給インフラの問題はあるが、排ガスが一層低減される。同社では、天然ガスから水素を製造する装置を試験的に設置する。1日当たり30台の燃料電池車に水素を供給できる。

燃料電池車はメーカー各社が開発に力を入れており、2003年ごろには実用化される見通し。同社では、これを見越して水素燃料スタンドを整備していく方針で、実験を経て小型化、低コスト化を図る。しかし、トヨタ、GM(ゼネラル・モーターズ)がガソリン、ダイムラー・クライスラー、フォードがメタノールでの実用化を目指しており、水素供給スタンドは波紋を呼びそうだ。

《レスポンス編集部》

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