安田火災海上保険は、これまでの交通事故の情報から、事故多発地帯などの危険なポイントを割り出し、これを明示した全国地図をWebサイト上で提供するサービスを開始した。同社の保険契約者で、専用のIDナンバーを発行してもらったユーザーなら誰でもアクセス可能。これまで、こうした危険な道路マップは地域ではあったが、全国版で作成したのは初めて。
同社の100万件以上に及ぶ事故情報や同社の職員による分析で、死亡事故、人身事故、物損事故の多い地域を色分けして表示する。全国で約2700カ所の危険地帯を表示しているとしている。
顧客に事故多発地帯での運転に注意してもらい、事故件数の低減で保険金支払の低減を図ることが目的。