今か今かと発表が待ち望まれてきたロータス『M250』だが、それがいつになるのか未だに分かっていない。というのもロータスはこのモデルに手を加えて、あらゆる国のマーケットに対応したいと考えているからである。
すでにヨーロッパとアジア諸国のマーケットに向けて商品は完成間近だ。いっぽうアメリカ市場はホモロゲーションを獲得するのにコストが高いという理由で除外されていた。しかし今になって、アメリカをはじめ以前は考慮していなかった多くのマーケットでの投入コストと利益を綿密に調べ上げ、範囲を広げようとしているわけだ。
クルマ自体は完成まであと一歩というところだったのだが、新規導入市場に合わせての設計変更は簡単だ。アルミパーツを接着あるいはリベット接合したシャシーと、複合素材ボディ・パネルとを組み合わせた車体構造だからだ。
ロータスのファンは、この修正がどうスタイリッシュな外観にどう変化を及ぼすのか大変興味を示している。そして4万ポンド(約680万円)と予想されるプライスにも。