いすゞ自動車は、『キュービック』のかじ取り(ステアリング)装置に不具合があったとして、運輸大臣に改善対策を届け出た。対象となるのは1998年9月21日から2000年4月14日までに生産した125台。
対象のクルマでは、かじ取り装置において、パワーステアリング油圧配管を車両製造時に変形させたものがあるため、当該油圧配管と過給機などの冷却用水配管が接触するものがる。そのままの状態で使用を続けると、油圧配管が損傷し、最悪の場合、パワーステアリングオイルが漏れ、かじ取りハンドルの操作力が増大するおそれがある。