一週間に二度も!? 山形県でまた踏切誤進入事故が発生

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18日、山形県内で大雪のために埋もれてしまった線路を道路と勘違いして、踏み切りから進入してしまったクルマが線路内で立ち往生してしまうという事故が再び発生した。14日にも同様の事故が発生、山形新幹線と衝突して運転者の男性が死亡したばかり。

事故が発生したのは18日の午前7時50分、JR陸羽西線の新庄と升形駅との間にある踏み切り。運転者の男性は踏み切りの先、10メートルの地点にある道路と、交差する線路を勘違いし、進入してしまった。400メートルほど進んだところで異常に気づいて停止。慌ててバックしようとしたものの、タイヤが空転してその場から動けなくなってしまった。

男性は警察に電話し、通報を受けた警察はJRに対して列車を止めるように要請。JRが普通列車の出発を見合わせている間にその場から脱出。普通列車も3分ほど遅れただけで新庄駅を後にした。

事故当時、現場付近は吹雪で、踏み切りの両側は除雪のために築き上げられた雪の壁があり、警報機が見えない状態だったという。JRでは一週間に二度も同様の事故が起きたため、対策に頭を悩めている。

《石田真一》

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