全体相場はおよそ1年5カ月ぶりの6連騰ながら、自動車株の動きはまちまち。日産自動車は、この日も商いが膨らみ出来高は市場第5位、前日比19円高の674円と続伸した。三菱自動車も、同18円高の357円と続伸。
ダイムラー出身のエクロート氏の副社長就任が決まったが、今後、工場の閉鎖や大規模な人員削減などのリストラ策を進め、ダイムラー・クライスラーとの事業協力も強化される見通し。本格的な経営再建に向けた姿勢が、株式市場でも評価されている。
スズキ自動車も、前日比53円高の1183円と大幅続伸した。半面、富士重工業が前日比41円安の785円と大幅反落。本田技研工業も、同50円安の4470円と反落した。トヨタ自動車は小動きに終始し、結局前日比変わらずの3950円で引けた。