アメリカ車メーカーの業績不振を反映してか、デトロイトの人々の気持ちは今一つさえない。しかし、デトロイト・オートショー(北米国際自動車ショー)は例年通り、数多くのジャーナリストが詰めかけるプレスデイで幕を開けた。
クライスラー・グループは初日に新型ジープを発表した。コンセプトカーより、現実のクルマでのビジネスを強化する戦略だろう。
フォードは1台のコンセプトカーによって過去の栄光を人々に思い出させ、未来の成功に期待をいだかせた。フォードは職員とその家族およそ6000人をプレスデイに招待したが、そのせいか会場の雰囲気がいつものプレスデイとは異なっていた。
GMグループのプレゼンテーションに新鮮味はなかった。クルマそれ自身に語らせるという作戦で、多様なコンセプトカーをならべていた。一般公開は13日から。auto-ASCIIのデトロイト・リポート続報に乞う、ご期待!!
《Charlie Foster》