『国際天然ガス自動車展示会/NGV2000』の会場において、取材に回った記者が「力を入れているなぁ」と思ったのが、日産/日産ディーゼルのブースだ。
バンからトラック・バスまでバリエーションが幅広いというのもあるが、時間ごとにコンパニオンが展示商品の説明をしっかりするなど、モーターショーのスタイルを唯一取り入れたブースだった。今回のような一般向けでないビジネスショーの場合、大半は説明員を配置させておいたり、説明のビデオをエンドレスで流し続けるだけなのだが、楽な道を選ばず、しっかりと説明を行うところに日産のやる気を感じた。
展示されていたのは『セドリック』の他、日産のCNGラインナップの中で一番の売れ行きを誇る『ADバン』や、マイクロバスの『シビリアン』など。隣り合って大型車の展示を行っている日産ディのブースにはノンステップCNGバスや、中型トラックの『コンドル』などが展示されていた。また、カットモデルなども配置し、構造をわかりやすく説明している点にも好感をもった。
こういうところでの頑張りが実際の販売にも直結してほしい…。