ありそうでなかった、共通ネットワークがついにスタート

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日本自動車研究所(JARI)は、自動車メーカーや部品メーカーがオンライン上で情報をやり取りするための共通ネットワーク「JNX(ジャパン・オートモーティブ・ネッワーク・エクスチェンジ)」を10月1日から稼動すると発表した。

このシステムは従来、メーカーごとに独自に構築していたネットワーク網を共通化するのが狙い。自動車メーカーにとっては、ネットワークシステムを独自開発するのに必要だったコストを抑えることが可能となり、部品メーカーにとっては取引先ごとに異なるシステムを全て用意する必要がなくなるなど、ネットワーク共通化の必要性は以前から提案されていた。

JNXにはすでに国内の全自動車メーカーが参入を表明しており、部品の発注など機密性の低い通信から順次切り替えていく予定だ。部品メーカーもこのシステムには興味を示しており、事前説明会には3200社余りがすでに参加している。

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