アメリカ交通安全保険機構(IIHS)ではSUVモデルを対象とした独自の低速でのクラッシュテストを行い、クルマへの損害額に対するランキング付けを行った。
今回テストされたSUVはBMW『X5』、いすゞ『トルーパー』(日本名『ビッグホーン』)、同『ロデオ』(日本名『ウイザード』)、三菱『モンテロ』(日本名『パジェロ』)、日産『エクステラ』。
このうち最悪の評価が下されたのはトルーパーで、バンパ−部分の修理費用はおよそ2700ドル(約29万円)、という結果が出た。もっとも好成績だったのはX5で、こちらの損害額はわずか547ドル(約5万8600円)。このテストは5マイル/h(約8km/h)で様々な障害物に衝突することを想定して行われたもの。
それにしてもトルーパーの壊れ方はかなりのもので、これが中速あるいは高速のテストならばどうなるのか、という不安を抱かせる内容だ。なおテストの模様は、プログレッシブ保険のサイトでビデオ映像を閲覧可能。