フォードはベラルーシで展開していたジョイントベンチャー企業、オブチェックを売却することを発表。買い手はイギリスのJ&Wサンダーソンである。オブチェックはベラルーシ国内で乗り合い自動車用のバンとエスコートを生産していたが、今回の売却によりオブチェックはサンダ−ソンのためのプラスチック・パーツの生産に切り替える。
今回の売却でフォードはロシアへの足掛かりとなるプラントを完全に手放すことになり、フォードの自動車がベラルーシ国内で継続して生産される可能性もなくなった。フォードでは売却の理由を明らかにしていないが、赤字が重なったためと考えられる。