トヨタ自動車は8日、グループ会社の日本移動通信(IDO)とKDDが、DDIセルラーグループと合併し、新会社の「KDDI」となるのに合わせて、10月から新会社の代理店活動を始めると発表した。
トヨタは自社のディーラー内に、IDOのサービスセンターとなる「PiPit(ピピット)」を運営しているが、今後はKDDIグループとなる。現DDIポケットのPHSも手掛けることになった。全国676のディーラーに設置するマルチメディアコーナーを中心にして、通信関連機器の販売やサービスなどを行う予定だ。
「Gazoo(ガズー)」を引っさげて、マルチメディア分野を狙いつづけている最近のトヨタだけに、ただの代理店活動に留まるのか、それとも携帯端末を活用した新たなサービスを始めるのか、しばらくは目が離せない。