ダイムラー・クライスラー日本は、ミニバンのメルセデス・ベンツ『V280』のイグニッションスイッチに不具合があったとして、運輸大臣に対してリコールを届け出た。対象となるのは1998年12月25日から2000年7月3日までに輸入した1232台。
対象のクルマは、エンジンのイグニッションスイッチの組み付けに不適切なものがあるため、エンジン始動後も当該スイッチが始動位置から戻らない場合がある。そのままの状態で使用を続けると、スタータが破損して配線が短絡し、最悪の場合、車両火災に至るおそれがある。
不具合件数は8件で、発見は市場からの報告による。