ローバー・ディーラー消滅で『75』叩き売り?---BMWジャパンが方針説明

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ローバー・ディーラー消滅で『75』叩き売り?---BMWジャパンが方針説明
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BMWジャパンはこのほど、ローバー販売店を集めて方針説明会を開催した。このなかでBMWジャパンは「部品供給などは続けるが、ディーラー契約の更新はない」と表明。英国の買収企業が新方針を打ち出さない限り、年内でローバー販売店がなくなることになった。

不運なのは、ローバーが満を持して発売したローバー『75』だ。評判はまずまずだが、いかんせんローバー売却報道が響いてディーラー・顧客とも腰が引け、売れ行きはサッパリ。ローバー全体の販売を見ても、今年1〜5月販売台数は2655台と、前年から半減している。

一説では、BMWジャパンは約2000台の『75』を抱えているという。昨年から今年にかけ、BMWジャパンはローバージャパンが抱えていた数千台の不良在庫を処分したばかり。BMW販売店に格安で卸したり、遠く東南アジアまで輸出したりと苦労したらしい。

近い将来、格安のローバー75に出くわす可能性は高いが、部品・アフターサービスはやっぱり不安…。あなた、“悲運の名車”を買いますか?

《編集部》

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