東京の足立区、大田区、台東区なとで、約3800台のタクシーを保有・運行している第一交通産業は26日、無線カード決済端末をタクシーに搭載し、7月3日から運賃をデビットカードで決済できるようにすると発表した。
デビットカードは、銀行や郵便局で使うキャッシュカードを、そのままクレジットカードのように使えるというシステム。翌月払いとなるクレジットカードとは違い、商品などを買ったその場で代金が決済され、口座から引き落とされるという仕組みだ。
第一交通産業では、まず137台の車両に装置を搭載し、順次台数を増やしていくとのこと。決済システムにはSII製のタクシーメーター連動型無線端末が使われており、実際の決済業務はクレピコ情報センターで行う。