非営利団体であるナショナル・インシュランス・クライム・ビューローがまとめた調査結果によると、このところアメリカ国内で起こる自動車盗難の実に40%がメキシコとの国境に近い地域で起こっているという。
アメリカで年間盗難にあうクルマの台数は20万台に上るが、そのうちでも最も盗難の多い都市はロサンゼルス。ロサンゼルスはメキシコとの国境まで約2時間の距離にあり、当難されたクルマがメキシコ国内に持ち出されている確立は高いという。このほかテキサス、ルイジアナ、ニューメキシコなど国境地帯での盗難の上昇が目立ち、組織的な自動車窃盗グループが暗躍している可能性は大きい。