大蔵省が発表した1999年度の対内直接投資状況によると、対日投資の総額が前年度比79.0%増の2兆3993億円となり、2年連続で過去最高額を更新した。
フランス・ルノーによる日産自動車、日産ディーゼルの資本参加、GMの富士重工業への資本参加、スズキへの出資比率引き上げなどによって、外資の対日投資額が急増した。なお統計上では2000年度の算定期間となるため、この数字の中にダイムラー・クライスラーの三菱自動車工業への資本参加は含まれていない
ちなみに分野別では、自動車を含む機械業が製造業では最も多く8652億円、前年度比306.4%増で最も多かった。