トミタ夢工場がプロデュースするスーパーライトミニ『Ptune』

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事実上ヴィヴィオの後継車として新規格を機に登場したスバル『プレオ』。ボディ形状こそ、人気のミニバンに近いワゴンフォルムを纏っているが、4気筒DOHC+SC(スーパーチャージャー)というユニットを搭載するトップグレードの「RS」は、スポーツKとして人気を博したヴィヴィオのスポーティテイストを色濃く踏襲しているモデルだ。4輪独立ストラットサスペンション、7速スポーツシフトi-CVTの採用など、ライバルとなる『ワゴンR』や『ムーヴ』などとは一線を画すクラスを超越した大人のスタイル&走りは、実に魅力的に映るし、またドライバーのスポーツ心を掻き立ててくれる要素を備えている。

そんなプレオがあのオートバックセブンと京都のトミタ夢工場とのジョイント・プロジェクトの第1弾として、スーパーライトミニ『トミーカイラPtune=ピーチューン』に変身、颯爽と走り出した。

まずスポーティテイストあふれるその勇姿。パックリと大きく口を開けたフロントスポイラー、ボンネット上のインタークーラー冷却用エアアウトレット、さらにウイングタイプのルーフスポイラーなどが与えられ、ベースのプレオRSの面影を残しつつもアグレッシブに変身、見る者を魅了すると共にパフォーマンスアップしたPtuneのエンジンコンディションを常にベストな状態に保つ高冷却性と、優れた空力特性を確保しているのが特徴。

またノーマル比約30%パワーアップされたEN07型4気筒DOHC4バルブ+インタークーラー付きスーパーチャージドエンジンは、プーリー比の変更や吸排気系のファインチューン、さらにインタークーラーの大型化などにより、コンプリートカーとして不満のない83PSの最高出力と10.4kgmの最大トルクを誇っている。

そしてこの強大なパワーを受け止める足まわりには、信頼性の高いメーカーオプションのショートストロークショックに、バネレートを約30%アップしたオリジナルスプリングを組み合わせ、車高を約30mmダウンすることにより運動性能を高めて優れたハンドリングを得ている。さらにフルスケール200km/hのアルミエッジングスピードメーターやスポーツシートなどが、いやが上にもスポーツ心を掻き立てるニクイ演出にも注目したい。

気になる走りは…。低速域から確実にトルクアップしたEN07型エンジンが、アグレッシブなこのPtuneのボディをいとも簡単に加速させ、排気効率さらに音質までもチューニングしたというスポーツマフラーが、独特のスーパーチャージドサウンドを奏でながらスポーティな走りの世界へと誘ってくれる。特に中・高回転域でのパンチがありアクセル操作に対するレスポンスの良さも加わって、軽快なスポーティランを存分に愉しむことができる。これが本当に軽自動車?と思わせるほどのパフォーマンスを体感することができるのだ。

ステアリング操作に対するクルマの動きも非常に卓越していて安定感があり、かなりのスピードでコーナリングしても挙動を乱すことはなく、軽快にコーナーをクリアしていく。限界域でのコントロール性も優れていて、まさにスーパーライトミニという言葉がピッタリとくるモデルだ。

●RSベース・コンプリートカー 198万円(2WD)/205万5000円(4WD)
●エアロパーツ フロントスポイラー=6万8000円(ネット付き)
ボンネットアウトレット=1万6000円
サイドディフューザー=3万円
リアバンパースカート=5万8000円
リアルーフスポイラー=5万8000円
オリジナル15インチProRホイール=2万6000円(1本)
アルミエッチングスピードメーター=3万円

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