ウォーカー・レーシングからCART「Fedexチャンピオンシップ」シリーズに参戦している中野信治は、3月31日にウィスコンシン州ミルウォーキーでのテスト中にクラッシュ。その後の検査の結果、第2戦ナザレス、第3戦ロングビーチ、第4戦リオ・デ・ジャネイロに参戦を見合わせることになった。
CARTメディカル・ディレクター、スティーブ・オライリー医師と、神経科担当医のテリー・ホーマー医師の決定に従ったもの。テリー・ホーマー医師は「脳に小さな内出血の腫れが見られる。重症ではないものの、脳は治癒速度が遅いのである程度の時間が必要」という。
中野はCART初挑戦となった第1戦マイアミにて、今季新人ドライバー最高の8位で完走、5ポイントを獲得した。中野は「順調なテストをこなしていたので残念だ。5月のもてぎではすばらしいレースをお見せしたい」と語った。