イギリスの新聞各紙の報道によると、ローバー工場の生産ラインで反ドイツ行動が発生しているという。ドイツに輸出されたクルマには、マニュアルに反ドイツ、反ナチのスローガンが書き込まれたものがあったという。また『75』では猫の死体がインテリアトリムに張り付けられたものさえあったという。
BMWがローバーを売却して以来、イギリス国内では強い反ドイツ感情が流れており、BMWディーラーの多くが店鋪に落書きをされたり、建物を損壊されたりしている。何人かの政治家や労働運動家は、消費者の間でBMWボイコットを画策している。
気の休まるニュースとしては、“オンボロ草レース”サーキットのひとつが、BMWのみ参加のレースを企画していることをあげられる。