米ゼネラルモーターズのネット戦略部門、「e-GM」のマーク・ホーガン社長は18日に都内で会見し、2月1日付けで「e-GMジャパン」を設立し、日本で本格的なネットビジネスを始めることを明らかにした。
インターネットによる部品購買からオンライン自動車販売まで、幅広くビジネスを手がける考えだ。e-GMが米国以外に拠点を設けるのはブラジル、イギリスに次いで3番目になる。
ホーガン社長は会見の席上、「『Gazoo(ガズー)』を運営するトヨタ自動車に対し近く戦略提携を申し入れる」、「富士重工業、スズキ、いすゞのトップとグループのネットビジネス戦略について話し合う」——ことなどを公表した。
インターネット部品調達サイト「GMトレードエクスチェンジ」への参画をトヨタ、本田、三菱に呼びかけていることについては「交渉がデリケートな段階にさしかかっており、コメントはできない」と述べた。