ダイムラークライスラー、本国で50万台以上の大規模リコール

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ダイムラークライスラーでは92年から95年型のチェロキー、94、95年型のグランドチェロキー合計40万台と、98、99年型のダッジデュランゴSUV162000台を自主的にリコールすることを発表した。

ジープのリコールは、北米とカナダの冬場に積雪が多く、融雪剤として塩を散布している地域に限られる。というのもリコール内容が、ブレーキローターが塩の侵食を受けてひびが入るなどの腐食を受けることが判明し、それを無償で交換する、というものであるため。

この問題をダイムラークライスラーにクレームしている顧客は数十人にのぼっているが、現在までに事故、負傷などの報告は入っていないという。

ダッジデュランゴの方の問題点は、燃料タンクとリアブレーキチューブを支えるストラップが耐久性に駆けることが自社内の長期テストで判明したため。現在までにクレームなどは入っていないが、燃料タンク部分がからむ問題だけにダイムラークライスラーが早々とリコールを決定した。

対象となる顧客には連絡され、付近のディーラーに持ち込めば無償での修理、交換が受けられる。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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