第一世代のRVブームを支えてきた、キャブオーバータイプのワンボックス系ワゴンは、2005年あたりまでに生産中止になることが確定的になっている。
現存のモデルラインナップは以下の通りだが、キャブオーバーワゴンはエンジンの上に運転席、助手席が乗るレイアウトであるため、座席が高く乗降性、整備性が悪い。さらに騒音振動が高いという欠点がある。
日産はこれまでラルゴ/バネットセレナをもっていたが、これをミニバンタイプのプレサージュ/バサラ、セレナに切り替えている。車種がもっとも多いトヨタが、最後まで残りそうな雲行きだ。
【生産中止確定モデル】
●トヨタ
グランビア、グランドハイエース、レジアス、ツーリングハイエース、タウンエースノア、ライトエースノア
●日産
エルグランド
●三菱
デリカ・スペースギア
●マツダ
ボンゴ・フレンディ