日本初、廃車のインターネットオークションが誕生しそうだ。もはや解体をまつばかりの廃車をお金を出してまでほしい人がいるだろうか?と一見、理解に苦しむが、廃車からまだ使える部品をはずしてリサイクル部品として販売する業者にとってはまさに宝の山なのだ。
いまは中古部品業者が個々に廃車集めをしているが、オークションで購入できるようになれば、効率的にしかも程度の良い廃車が手に入るのだという。
この事業に取り組むのはリサイクル部品事業者の団体である日本自動車リサイクル部品販売団体協議会で、住友海上火災保険など損保各社が廃車を出品するという。来年の春には取り引きが始まるというから、ユーザーにとっては中古部品を使った安い修理が今まで以上に身近なものになるかもしれない。