近鉄モータース(白木宏社長)は、「リンカーン・タウンカー」「マーキュリー・グランドマーキー」の電気装置に不具合があったとして、運輸大臣に対してリコール(無償回収・修理)を届け出た。 対象台数はリンカーン・タウンカーが91年11月から92年10月までに輸入した計123台、マーキュリー・グランドマーキーが92年2月から11月まで輸入した42台で合わせて165台。 これらのクルマは、オートスピードコントロール装置装着車において、オートスピードコントロールスイッチ内部のブレーキオイルシールに不適切なものがあり、そのままの状態で使用を続けるとブレーキオイルが漏れて、当該スイッチのターミナル及びポイントが腐食し、最悪の場合、当該スイッチが短絡して加熱され、火災に至るおそれがある。 国内での不具合の件数、事故は無しで、アメリカでのクレームにより発見された。 |