【東京ショー速報 Vol. 47】ダイハツの参入でASV価格破壊か?!

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ダイハツ自動車の、コンセプト・カーASV-2は文字通り、ASV(先進安全自動車)技術をひととおり投入したもの。 車両にはありとあらゆるセンサー類が装着されている。

そして、このうち追突防止・車線内走行保持・後側方警報をセレクトして、3リッターカー“Micros-3ℓ”にも搭載。 ちなみに、環境・安全などがメイン・コンセプトのショーカーにさりげなくASVを盛り込むのが、今回の東京モーターショーの流行のようだ。

すでに発表された富士重工のADA(Active Driving Assist)はベース車両の50万円高だが、これに限らず「ASV設定車はベース車両の50万円高ぐらいになる」は各メーカー担当者に共通する意見だ。しかし50万円といはプライスは軽自動車の新車に手が届きそうである。コンパクト・カーにプラス50万円では商品として成立しない。ところが、「高くても10万円高を目標に開発していきたいと思っています。市販車への投入は“車間距離センサー”及びこれを応用した“車両追従システム”については順次、商品化してゆきます」(ダイハツ工業電子技術部・伊東敏夫課長)と、はやければ、次期モデルにも投入されるかも知れない勢いだ。ダイハツの10万円ASVが市場投入する時、いよいよASV時代が雪崩れをうってやってくることは間違いない。
ダイハツはコンパクトカーに役立つ“タウンITS”を
ポリシーに開発をすすめる。

二人乗りシティ・コミューター『Micros-3L』


《小谷洋之》

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