米ゼネラル・モーターズ(GM)は、日本を含むアジア地域でインターネット新車販売を検討していることを明らかにした。同地域の販売力の弱さをネット取引で補えると見ており、日本ではヤナセと協力してシステムを構築する。すでに台湾ではネット上に「GMオートワールド」を開設し、試乗や整備の予約などを始めた。
日本市場では、日本GM(佐藤満社長)がサターンのネット見積もりを始めたが、オペルなど他の4ブランドはについては輸入権を持つヤナセが自社のホームページで新車を紹介する程度。今後、GMはヤナセと共同でインターネット上で購入商談から整備までをカバーする本格的なサービスを始める考えだ。