認証で不正のあったダイハツ ロッキーHEV、自主試験で安全を確認
ダイハツ工業は、衝突試験において不正があったため、ダイハツ『ロッキー』と、トヨタ『ライズ』の、それぞれHEVの出荷・販売を停止している。ダイハツでは改めて社内試験を実施し、安全基準を満たしていることを確認した。
ダイハツ、ハイゼットトラックなど18車種14万7000台を追加リコール…燃料ポンプ不具合
ダイハツは5月26日、『ハイゼットトラック』など18車種14万7000台について、燃料ポンプ不具合でエンストのおそれがあるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
ホンダ、スーパーカブ110ビジネスモデルをリコール、前輪ブレーキにオイル漏れのおそれ
ホンダは5月25日、『スーパーカブ110プロ』『スーパーカブ110MD』のブレーキに不具合があるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。対象となるのは2022年9月12日~2023年2月27日に製造された1920台。
トヨタ ハイエースなど3万9000台をリコール…排出ガス防止装置に不具合
トヨタ自動車は5月25日、『ハイエース』など3万9000台について、排出ガスが基準値を満たさないおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
ダイハツの衝突試験で不正…ロッキーとライズのHEVの出荷・販売を停止
ダイハツ工業は5月19日、ダイハツ『ロッキー』およびOEMメーカーとしてトヨタ自動車に供給しているトヨタ『ライズ』のHEV車の、ポール側面衝突試験(UN-R135)に関する認証手続きに不正があったことを公表し、同日、出荷・販売を停止した。
GM車100万台のリコール…豊田合成のエアバッグ搭載、ARC社製インフレーターに異常
豊田合成は5月18日、米国子会社が製造した運転席用エアバッグを搭載したGM社3車種について、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)とカナダ運輸省からリコールが公表されたことを発表した。
2022年度のリコール届出数383件、対象台数465万台
国土交通省が発表した2022年度のリコール届出件数と対象台数の速報値によると、総届出が前年度と比べて14件多い383件で、総対象台数が同39万1502台増の464万9433台だった。届出数、対象台数ともに増加したのは3年ぶり。
三菱 アウトランダーPHEV、ナビと踏み間違い衝突防止アシストに不具合
三菱自動車は5月11日、『アウトランダーPHEV』のナビゲーションシステムと踏み間違い衝突防止アシストに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)および改善対策を届け出た。対象となるのは2021年12月10日から2022年9月29日に製造された1万6303台。
豊田会長がタイでも謝罪、ダイハツ不正は「顧客の信頼を裏切る行為」[新聞ウォッチ]
トヨタの豊田章男会長が、タイのバンコクでも記者会見を行い、「顧客の信頼を裏切る絶対に起きてはいけない行為。地道な努力以外に信頼回復の道はない」などと述べて、改めて謝罪したという。
トヨタ 佐藤新社長も「嵐の中の船出」、子会社ダイハツでも不正問題発覚[新聞ウォッチ]
「トヨタ自動車の中核グループ企業で、また看過できない不正が見つかった。100%出資するダイハツ工業が海外向けに開発した車で、安全試験の認証手続きを欺いたという」。
