
欧州自工会、米国の追加関税に懸念表明…「世界の自動車メーカーと米国の製造業に同時に打撃を与える」
欧州自動車工業会(ACEA)は、米国のトランプ大統領が輸入車に追加関税を課す方針を発表したことに対し、「世界の自動車メーカーと米国の製造業に同時に打撃を与える」と、深刻な懸念を表明した。

トランプ政策にもてあそばれる自動車業界…新聞ウォッチ土曜まとめ
3月24~28日の連載[新聞ウォッチ]をまとめました。トランプ政権による、関税引き上げについての記事が毎日紙面を埋めています。日本のメーカーに打撃は小さくないはずです。身近なところでは、運転免許証のマイナカード登録がうまくいっていません。

トヨタ株価が大幅続落…トランプ関税に伴う米市場縮小をマーケットは警戒
28日の日経平均株価は前日比679円64銭安の3万7120円33銭と大幅続落。トランプ関税の直接的な影響だけではなく、米自動車市場の縮小を警戒する見方も浮上し、自動車株を中心に幅広い銘柄が売りに押される展開となった。

米国による欧州車への関税、EUが強い懸念表明…「欧米双方の消費者に悪影響」
米国が欧州からの自動車輸入に対する関税導入を発表したことを受け、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長が声明を発表した。委員長は米国の決定に対し「深い遺憾の意」を表明し、強い懸念を示した。
![米の輸入車25%追加関税で国内車産業13兆円の打撃予測[新聞ウォッチ] 画像](/imgs/p/98Pt1Hwy4R8QR20udZ3fi35P30FKQkNERUZH/2096261.jpg)
米の輸入車25%追加関税で国内車産業13兆円の打撃予測[新聞ウォッチ]
きのう(3月27日)の早朝にトランプ米大統領が、全輸入車への追加関税を25%上乗せするという仰天ニュースが飛び込んできたが、日本車メーカーもある程度の予測はしていたものの、改めて正式発表を聞いて自動車部品メーカーも含めて業界全体に衝撃が広がっているようだ。

日産株価が続落…次期社長下の経営再建策発表もトランプ関税に勝てず
27日の日経平均株価は前日比227円32銭安の3万7799円97銭と3日ぶりに反落。米トランプ政権が日本からの輸入車も例外なく、輸入自動車に25%の追加関税を課すると発表したことで、日本経済への悪影響に対する警戒感が強まり、自動車株を中心に幅広い銘柄が売られた。
![トランプ米大統領、日本からの輸入車も対象に「関税25%を課す」と発表[新聞ウォッチ] 画像](/imgs/p/98Pt1Hwy4R8QR20udZ3fi35P30FKQkNERUZH/2095671.jpg)
トランプ米大統領、日本からの輸入車も対象に「関税25%を課す」と発表[新聞ウォッチ]
業績の悪化から退任する日産自動車の内田誠社長の後任として、4月1日付で日産自動車の新社長に就任するイバン・エスピノーサ氏が大手メディアとのインタビュー取材に応じたという。
![トランプ関税、自動車「先送り」から一転「数日中に発表」[新聞ウォッチ] 画像](/imgs/p/98Pt1Hwy4R8QR20udZ3fi35P30FKQkNERUZH/2095291.jpg)
トランプ関税、自動車「先送り」から一転「数日中に発表」[新聞ウォッチ]
トランプ米大統領が、来週4月2日に詳細を発表すると公言していた輸入自動車に対する追加関税をめぐって、トランプ氏自身や政府関係者などの発言による情報が錯綜し、ここ数日の間、自動車メーカーもメディアも振り回されっぱなしのようだ。

自動車株はまちまち…円安、関税への警戒感後退で買い先行も長続きせず
25日の日経平均株価は前日比172円05銭高の3万7780円54銭と4日ぶりに反発。米国株高、円相場の下落を受け、半導体関連株や自動車株への買いが先行。上げ幅は一時500円を超えたが、その後伸び悩む展開となった。

テスラ株価が5%高、マスクCEOが従業員に同社株継続保有を推奨
24日の日経平均株価は前週末比68円57銭安の3万7608円49銭と続落。米国市場の反発を受け買いが先行したが、米国の関税政策に対する疑心暗鬼は払拭されず、引けにかけて売りが優勢となった。